内職詐欺ニュース

内職詐欺

内職詐欺

詐欺ニュース

ビジネス文書作成などの架空の「内職」希望者を募り、仕事に必要なソフト代金などの名目で主婦らから金を集めていたとして、特定商取引法違反(不実の告知)容疑で昨年12月に宮城県警の捜索を受けた内職あっせん会社「エムアイシー」(東京都港区)が、宮崎県を除く46都道府県の600人以上から、総額約3億円を集めていたことが分かった。同県警は詐欺の疑いもあるとみて、調べている。

 

調べでは、エムアイシー社は05年7月からホームページ上でビジネス文書入力やレイアウト作成などの内職希望者を募集。資料を請求してきた主婦らに「月々4万円以上の収入は確実」などと勧誘し、仕事に必要な文書作成ソフトなどの代金として現金約50万円を振り込ませた疑いが持たれている。

 

 契約者には架空のビジネス文書作成などを依頼するものの、「ミスが3%以上あれば無報酬」という規約を悪用して支払いを渋り、実際には総額で500万円ほどしか支払っていなかったと見られる。

 

 苦情が多い契約者には一時的に報酬を支払ってごまかしたり、解約を強く求める契約者には契約時の50万円のうち一部を返還したりして、被害が表面化するのを防いでいたという。

(朝日新聞より)

内職詐欺にはご注意を

1)仕事をする前に機材や資材を購入しなければならないような内職

 

2)ノルマ達成時にだけ報酬が支払われる内職

 

3)仕事の技術水準の割に高額報酬を表示している内職

 

 また、上記の内職詐欺にかかった場合お住まいの行政に相談してください。

 

本来、内職は労働基準局の監督の元、お支払いする賃金も都道府県の生活水準を基本として1時間(610円〜720円)の最低賃金が決められています。

ただお一人、お一人仕事をこなすスピードは異なりますので最低賃金に満たない場合もでてきますが、いくら頑張っても最低賃金と大きな差がある場合、都道府県にあります労働基準局に相談してください。