在宅翻訳仕事(フランス語・イタリア語・中国語・英語・ドイツ語・韓国語

実務翻訳
翻訳業界全体の仕事量の約90%を占めると言われている。産業翻訳やビジネス翻訳ともいわれ、コンピュータや電機・医療など、テクニカルな分野で必要とされる翻訳。契約書やマニュアルなどの日英、英日の翻訳では、その分野の専門知識も求められる。一旦ある専門分野の翻訳者として高く評価されれば、その分野の仕事が回って来るようになり、安定した収入を得やすい。
出版翻訳
文芸翻訳とも呼ばれ、小説、絵本から雑誌、ビジネス書まで、あらゆる出版物を翻訳する。翻訳者の技術だけでなく、スラングや流行語、比喩、シャレなども広く理解していなければならない。また、誤訳をしないためにも、社会背景や、文化、慣習、歴史などの知識に精通している必要がある。最も文才が問われるのもこの分野。
放送・映像翻訳
メディア翻訳とも呼ばれる。テレビのニュースやドキュメンタリー番組の字幕のほか、映画やビデオの字幕や、日本語吹き替えの原稿の元翻訳を作ったりする。ニュース字幕の場合は、国際情勢や政治経済の知識が必要となるため、常に新聞やテレビなどから情報収集をすることが不可欠。映画などの翻訳では、正しい翻訳はもちろんのこと、登場人物の感情やシチュエーションにふさわしい翻訳をする必要があり、臨機応変さが重要になってくる。字幕の場合は、文字制限などさまざまなテクニックが必要なので、字幕翻訳の専門家が活躍している。
その他 翻訳
洋楽CDの対訳、マンガの翻訳、演劇や戯曲の台本の翻訳、料理レシピの翻訳など、さまざま。マンガや演劇の台本などであれば話し言葉についての語学力、洋楽CDの対訳であれば、語学力だけでなく、歌詞が含んでる詩的なものを理解する感性、そして個々のアーティストの楽曲の特徴に対する知識が必要とされる。